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「私はもう言葉が出なかった。
話のレベルが違いすぎると思った。紳士はさらに続けた。」
「多分、そのお金というものを得ることが仕事の目的だと多くの人が
思っているうちは、あなたの国の、本当の意味での進歩はないでしょうね。
仕事の目的は世の中の役に立つことです。報酬ではありません。
報酬を目的にしていると、必ずどこかにゆがみが生じてきます。
自分の行った仕事以上の報酬を得ようとしたり、必要のない仕事を無理に作って、
自分の利益だけは確保しようとする動きが出てくるでしょう。そうなると、
完全な競争社会になります。それもお互いの向上を目的としたものではない、
単なる足の引っ張り合いになるはずです。」
私は、紳士の言っていることが、あまりにも自分の社会の状態とピッタリなので、
驚きを通り越して恐怖を覚えた。紳士は最後にこう言った。
「あなたの今されている仕事が、本当に価値のあるものかどうかを判断する、
簡単な方法を教えましょう。仮に、社会からお金というものがなくなり、
その仕事によって報酬を得られないとしても、
自分がその仕事をすべきだと思うかどうかです。」
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